上映会&お話会 石垣島のミサイル基地をめぐるドキュメンタリー映画2本

自衛隊のミサイル基地が石垣島に。

あくまでも話し合いを求め、地方自治のあるべき姿を追い続ける若者たちに、希望の光を見出しました。

その「光」を灯りにして、みんなで私たちの実現したい「まち」について語り合ってみませんか。

「若きハルサーたちの唄 島がミサイル基地になるのか」

2019年2月から2021年に渡り取材された湯本雅典監督によるドキュメンタリー映画。

石垣島では、2019年3月から、陸上自衛隊ミサイル基地(隊員500人規模、東京ドーム9個分の大きさ)の建設が始まっています。しかしこの問題、島の人々の十分な合意が得られていないのです。
 そこに疑問を持った28歳の若者たちが2018年暮れに始めたのが、住民投票運動。これには、島の有権者の3分の1以上の支持が集まりました。しかし、石垣市はこの要請を拒否しました。
 若者たちが大事にしたのは、「話し合って決めましょう」ということです。
 若者たちは、裁判にもうってでました。しかし裁判所は地裁、高裁、最高裁と請求を却下、棄却しました。それでも、若者たちは運動を絶やさず続けています。

(湯本雅典ビデオ作品リストより抜粋)

https://yumo.thebase.in/items/55912414

「ミサイル基地がやってきた 島で生きる」

2019年2月から2024年1月に渡り取材された湯本雅典監督によるドキュメンタリー映画。

縄県石垣島では、陸上自衛隊ミサイル基地が開設した。(2023年3月)。石垣市には、自治基本条例という独自の条例があり、そこには2022年6月まで有権者の4分の1の署名が集まれば市長は、「所定の手続きを経て、住民投票を実施しなければならない」と書かれてあった。「石垣市住民投票を求める会」は2018年、1か月で石垣市の有権者の3分の1以上の平得大俣(ひらえおおまた)地域への自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例制定請求署名を集めきった。その数、14263筆。しかし石垣市は未だに住民投票を実施していない。「求める会」は、裁判でたたかい続けている。

2023年3月、200台近くの軍用車両が民間の石垣港から自衛隊基地に搬入された。その後、ミサイルの弾薬も運ばれた。3月16日部隊開設。ゲートには自動小銃を構えた自衛隊員が警備し、駐屯地外には「北朝鮮」の弾道ミサイル対策のPAC3が配備された。

(湯本雅典ビデオ作品リストより抜粋)

https://yumo.thebase.in/items/84420095