『平和創造学への道案内 歴史と現場から未来を拓く』(法律文化社)が、手元に届きました。
この企画が出されたのは、2019年。
それから新型コロナウイルス感染症の拡大の影響などもあって、今日まで2年の歳月が流れていました。
明治大学の先輩で元内閣総理大臣の村山富市さんが、次のような推薦の言葉を本書に寄せられています。
「私は、青春時代から、何故、日本はあの愚かな戦争を食い止めることができなかったのか。
あの軍部の暴走を、何故、止めることができなかったのか。そして、二度と再び、
日本が侵略戦争を引き起こさないためには、何をなさなければならないのかを、問い続けてきました。」
これを読んで、先輩の歩みにわたしも連なっているということを確認しました。
わたしが政治を志したのも、平和創造への強い思いからです。
本書の企画に当たって、声をかけていただいたことはとても光栄です。
この本の中でわたしは、「平和憲法と戦後日本」という章を執筆させていただいています。
平和の創造は、政治家としても、政治学者としても、わたしの基本です。
ここからわたしは出発しましたし、
何かあった時にはここに立ち還りました。
そして、これからもそうし続けたいと思います。
2021年5月8日
飛矢﨑雅也