-ごあいさつ-

八ヶ岳山麓で生まれたわたしは、第4子が生まれたのを機に子育てにより良い環境を求めて、自然豊かな北杜市へ移住を決めました。そんなわたしが政治家を志したのには理由があります。

大学で政治学について研鑽を積む一方で、わたしは学問と現実が交わることができていないという思いを常に抱えていました。
そのような中、この街を良くし、この国を良くし、平和で豊かな故郷を残したい、という思いは日に日に募っていきました。

わたしには絵を描く事が大好きな祖父がいました。戦前生まれの祖父には、兵隊に召集される前に描いた一枚の自画像があります。やりきれない思い、悔しさが、目から滲み出ている、そんな絵です。
祖父を戦場へ送ったのは政治でした。祖父はただ絵の好きな青年でしたが、そんな事はお構いなく、政治から迫られて戦場へと向かわせられたのです。

政治に無関心でいる事はできるかもしれません。しかし誰も政治と無関係でいる事はできません。わたしはそれを、祖父から、戦争から、学びました。
祖父のような体験を味わう者が生まれることのない、絵を描きたい者が絵を思いっきり描けるような明日をつくっていきたい。平和で豊かで誇りをもつことのできる地域を、皆さんと一緒に、子孫につないでいけられるよう、全力を尽くします。ご支援宜しくお願い致します。

飛矢﨑(ひやざき) 雅也